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特許翻訳基本セミナー
学習の進め方
■このセミナーでは、特許翻訳ワークブック「英文明細書翻訳演習」改訂新版を、「オリエンテーションノート」に示されている「学習の進め方」に従って、下記第1回〜第10回の要領で学習してもらいます。ワークブックが届いたら、 3ヶ月以内にこのセミナーに参加し、各回の課題回答の提出のペースを1週間か10日くらいにして、学習を進めて、3ヶ月くらいで修了するようにしてください。各回の課題回答は、もし自力でうまくできそうもなければ、テキストを見て回答を写せばいいです。とにかく、できるだけ早くこのセミナーを修了することが大事です。
第1回
(1)テキスト1の「ガイダンノート」の冒頭部分の記述を読んで、発明の概要を把握してください。
(2)その上で、テキスト1の「参考訳文」を、図面を見ながら、丹念に読んで、テキストの発明の内容を把握し細部まで理解してくださ。その場合、「参考訳文」の表現、文章、語調、流れなどを感じ取るように努めること。このことが最も重要です。
(3)上記の作業を終えたら、第1回課題に対する回答を作成して、その回答をメールで提出してください。
第2回
(1)テキスト1の「英文明細書」を、【】付き番号の順に(実施例の説明から始めて良いです)、「ガイダンスノート」を参考にし、図面を注意深く見ながら、自分で実際に翻訳してください。ただ、うまく訳せないところは英文のまま残しておいてもいいです。とにかく、最後まで訳してみること。
(2)自分の訳文を「参考訳文」と対比しながら検討し、自分の訳で修正すべきところがあれば修正してください。
(3)上記の要領で、まずテキスト1の「英文明細書」の全文を、「参考訳文」のような形に訳せるようになるまで、繰り返し訳してみてください。
(4)上記(1)、(2)、(3)の作業がすんだら、第2回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第3回
(1)テキスト1について、自分の訳文または「参考訳文」から、「英文明細書」の英文を再現してみてください。【】付き番号順にやってもいいし、実施例の説明からやってもいいです。うまく再現できないところは、日本語のまま残しておけばいいです。とにかく、最後まで再現してみること。この場合、自分で勝手に英作文をするのではなくて、あくまで「英文明細書」の英文を忠実に再現することに専念してください。
(2)再現した英文をテキストの英文と対比しながら検討し、きちんと再現できていない個所があれば修正してください。こうしてテキスト1の「英文明細書」をほぼ完全に再現できるまで繰り返し行うこと。
(3)上記(1)、(2)の作業を終えたら、第3回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第4回
(1)テキスト2の「ガイダンノート」の冒頭部分の記述を読んで、発明の概要を把握してください。
(2)その上で、第1回と同じ要領で、テキスト2の「参考訳文」を、図面を見ながら、丹念に読んで、テキストの発明の内容を把握し細部まで理解してください。
(3)上記の作業を終えたら、第4回課題に対する回答を作成して、その回答をメールで提出してください。
第5回
(1)テキスト2の「英文明細書」を、【】付き番号の順に(実施例の説明から始めて良いです)、「ガイダンスノート」を参考にし、図面を注意深く見ながら、自分で実際に翻訳してください。この場合にも、うまく訳せないところは英文のまま残しておいてもいいですから、とにかく、最後まで訳してください。
(2)自分の訳文を「参考訳文」と対比しながら検討し、自分の訳で修正すべきところがあれば修正してください。
(3)上記の要領で、まずテキスト2の「英文明細書」の全文を、「参考訳文」のような形に訳せるようになるまで、繰り返し訳してみてください。
(4)上記(1)、(2)、(3)の作業がすんだら、第5回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第6回
(1)テキスト2について、第3回と同じ要領で、自分の訳文または「参考訳文」から、「英文明細書」の英文を再現してみてください。
(2)再現した英文をテキストの英文と対比しながら検討し、きちんと再現できていない個所があれば修正してください。こうしてテキストの「英文明細書」をほぼ完全に再現できるまで繰り返し行うこと。
(3)上記(1)、(2)の作業を終えたら、第6回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第7回
(1)テキスト3の「ガイダンノート」の冒頭部分の記述を読んで、発明の概要を把握してください。
(2)その上で、第1回と同じ要領で、テキスト3の「参考訳文」を、図面を見ながら、丹念に読んで、テキストの発明の内容を把握し細部まで理解してください。
(3)上記の作業を終えたら、第7回課題に対する回答を作成して、その回答をメールで提出してください。
第8回
(1)テキスト3の「英文明細書」を、【】付き番号の順に(実施例の説明から始めて良いです)、「ガイダンスノート」を参考にし、図面を注意深く見ながら、自分で実際に翻訳してください。うまく訳せないところは英文のまま残して、とにかく、最後まで訳してみることです。
(2)自分の訳文を「参考訳文」と対比しながら検討し、自分の訳で修正すべきところがあれば修正してください。
(3)上記の要領で、まずテキスト2の「英文明細書」の全文を、「参考訳文」のような形に訳せるようになるまで、繰り返し訳してみてください。
(4)上記(1)、(2)、(3)の作業がすんだら、第8回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第9回
(1)テキスト3について、第3回と同じ要領で、自分の訳文または「参考訳文」から、「英文明細書」の英文を再現してください。
(2)再現した英文をテキストの英文と対比しながら検討し、きちんと再現できていない個所があれば修正してください。こうしてテキストの「英文明細書」をほぼ完全に再現できるまで繰り返し行うこと。
(3)上記(1)、(2)の作業を終えたら、第9回課題の回答を作成して、メールで提出してください。
第10回
(1)テキスト1、2、3の「英文明細書」を「参考訳文」と対比して注意深く少なくとも3回読んでください。もう各テキストの発明の内容を完全に理解できましたよね?
(2)第1回〜第9回課題に対する回答を提出した日付の一覧表(「回答提出日一覧表」)と、このセミナーを修了しての感想などについてのメッセージを、「第10回課題」という件名にして、メールで提出してください。
「回答提出日一覧表」(例)
課題 提出日
第1回 平成13年2月23日
・ ・
・ ・
・ ・
第9回 平成13年4月20日以上
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「ワークブックの「学習の進め方」に対する補足
==========================●ステップ1
■特許翻訳を学習する上で最も大事なことの1つは、特許明細書でどのような文体や表現が実際に用いられているかを知ることです。因みに、英文明細書を和訳する場合には、日本語の訳としては、英文の直訳でいいのか、それとも意訳したほうがいいのか、あるいはその中間にすべきかというようなことを事前に習得しておく必要があります。これは、日本語の明細書を翻訳して英文明細書を作る場合にも同じことです。
■したがって、このステップ1では、テキスト1、2、3の「参考訳文」を読んで、それらの表現、文章、語調、流れなどを感じ取るようにします。それと同時に、各テキストの「発明」の内容を的確に把握し理解する訓練をします。特に特許翻訳では、発明の内容を的確に把握し理解して翻訳することが重要です。
■もちろん「英文明細書」を読んで発明の内容を把握し理解するやり方でも良いのですが、これから特許翻訳の基本を習得しようとする人にはそれは効率的な方法ではありません。「参考訳文」は日本語ですから、読めば理解できるでしょうし、その方が発明の内容をより効率的に、容易に把握し理解することができます。もちろん、「参考訳文」を読むことによって、英文明細書がどのような語調や文体で訳されるのかを知ることができます。これが重要なことです。
●ステップ2
■いよいよ各テキストの「英文明細書」を読んでいくことにします。ここでは、「英文明細書」がどのような文体や表現で翻訳されるのかを感得するだけで十分です。と言うより、「英文明細書」が具体的にどのような形で訳されるのかを、ここでキチンと感得しておくことが重要です。
●ステップ3
■とにかく、和訳された特許明細書の感じをつかむようにして下さい。
●ステップ4
■特許翻訳を仕事としてやりたい人は、ぜったいに和文英訳ができるようになるべきです。英文明細書を和訳する仕事しかやらない(できない)人もいますが、片方だけだと、仕事の面白みも半分になってしまいます。
■実際に翻訳を仕事でやるようになってみれば分かりますが、英文和訳の方が結構やりにくいことが多いのです。それは、多分英文明細書で使われれいる文章表現が自分の英語力をはるかに超えているからでしょう。他方、和文英訳は日本語で書かれた明細書などが材料となっているから、それを自分レベルの英語に翻訳すればすむからでしょう。
■こう言うわけで、一般には和文英訳の方が難しいと考えられているけど、それは単なる誤解であって、「基本」さえ身につけて使えるようにしておけば、和文英訳の方が、やり易いのです。ぜひ和文英訳ができるようになりましょう!特に、ますます国際化する特許業務の専門家である弁理士は、自分で英文明細書を書き、英文による通信を処理できるようにならなければなりません。英文明細書も書けない、英文通信もできない、誰かに頼まなければならない、そんなことでは、これからの弁理士としては困ります。
■ちょっと脱線してしまいましたが、和文英訳をできるようになるために、最初から日本語の明細書を英訳しようとするのはよろしくありません。それは、自分の英語力で無理にこじつけてしまう癖が身についてしまう恐れがあるからです。変な癖がついた自己流の人って結構多いですね。そんなことにならないように、「基本」を徹底的に学習しましょう。
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